「勉強」はなぜ大切なのか?
| ForeWard
こんばんは、IKKOです。
気づかぬうちにかなりご無沙汰してしまいました。
街を歩いていると、すっかりクリスマスモードですね。
もうあと一ヶ月で2017年も終わりか…と思うと時間の経つ早さを実感するし、一瞬一瞬を無駄にすることなく生きていかなければならないなと感じます。
ところで私の住んでいる街・神戸では、神戸港開港150周年を記念して様々なイベント開催されています。
NEWSにもなったかと思いますが、先日 ”世界一高いクリスマスツリー”制作に向けて、メリケンパークに巨大なスギの木が設置されました。
神戸の新たなシンボルとして、また150周年にふさわしいものになると思い、完成を心待ちにしています。
皆さんのお住いの街や故郷では、どんなクリスマスの景色が広がっているのでしょうか。
それでは早速、本日のFlight に皆さんをご案内いたします。
今日ご案内するものはいつもと少し違ったものです。
|Today`s Phrase
"Study is one but not the only component of your life,
but if you cannot even overcome this single component,
what can you overcome?
" 勉強は確かにあなたの人生のほんの1要素でしかない。
しかしその1要素を 乗り越えられないのなら、
いったい何を乗り越えられるのだろうか?"
これは偉人の言葉でもなんでもありません。
世界トップの学力を持つ学生たちが集うハーバード大学の学生が校内に落書きで書いたものです。
(大学内にはこのような落書きが数多く存在するそうです)
自分自身も最近、次世代に勉強はなぜしないといけないのか、と聞かれた時にどう説明しようかということを考えることがあります。
しかし、考えてもちゃんと説得できる模範解答は中々見つかりません。
ただ、これだけは断言できます。
「勉強は、社会で生きていく上で最低限の能力を育成する為の、バランスのとれた最高のツールである」
勉強には、論理的に説明する力・情報処理能力・思考力を育むことができます。
国語の記述・理数系科目の証明問題は1つ目・3つ目に当たります。
2つ目は、センター試験がまさにこれに当たります。限られた時間の中で多数の問題を処理していかなければいけません。
日本の試験制度が問題であるという指摘もありますが、僕は現行の制度は理にかなっていると思います。
仮に制度を変えるとすれば、僕は義務教育の無償化、高等教育、大学教育の負担軽減をし、次世代を担ってゆく子供全員が教育を受けられるようにすべきだと考えます。
そんな簡単な話でないのは承知しているので、これで止めておくことにします。
「勉強が全てじゃない」という言葉をよく耳にしますが、これは決して勉強
はしなくてよい、という意味ではありません。逃げの言い訳でしかない。
確かに、勉強というものは苦痛を伴うものかもしれません。しかし、その苦痛と忍耐を知らずしてこれから先何が出来るというのでしょうか。
勉強という土台があって、そこに勉強だけでは学べない人間性、そして先程あげた能力を実際に使ってみる、ということが出きるのだと思います。
試験という試練に立ち向かう為に目標を立て、それに向かって努力を積み重ねる。これは1つのプロジェクトを作るときも同じプロセスです。
それを学生時代に学ぶことができるのが勉強だと思います。
かといって、決して学生時代に勉強してないともう駄目だ、とは言っていません。
学生時代に出来なくても、大人になって目標を見つけ、自分らしく生きていくために勉強をすることはいくらでもできます。
むしろ、そちらの方が可能性は無限大です。どんどん開けていきます。
制約がないのですから。
一番大切な事は、何かを達成するために努力をする事を惜しまないということです。
それには、人に馬鹿にされたり恥ずかしい思いをしたり悔しい思いをしたり、いろんなリスクはあります。
しかし、それはこの長い人生から見ればほんの些細なことです。
それをしないことにより、一生が変わりうることだってある。
それなら、今この瞬間を一生懸命生きようじゃないか。
人との出逢い、新たな経験、すべてにおいて、一瞬のきっかけから始まり、私たちを変えていきます。
その「一瞬のきっかけ」を逃すことなく一生懸命生きる、努力する。
勉強は、これの大切さに気づかせてくれる最高のものだと今になって気がつきました。
今でも遅くない。可能性は無限大。
今この瞬間を大切に生きていきましょう。