「人前で話すことが苦手」の克服法①

 

「人前で話すのが苦手」という人は多くいるであろう。

 

大勢の前に1人立った時に押し寄せる群衆の眼差し、不安、緊張。

 

私もかつて、何か発表で一人で話さねばならぬ場が嫌で仕方がなかった。

失敗や嘲笑への不安、そして恥じらい。最後のものが大半を占めていた。

 

それを克服したのは、中学3年の頃。

きっかけは一人の友人だった。

 

彼は昔から行動的で、能動的に様々なことに挑戦していた。いつも先頭に立って動く姿が、私の瞳に眩く映った。

 

「こうなるにはどうすればいいのだろう」

その近道が、生徒会に入ることだった。

 

生徒会に入ると、毎週の集会などで必然的に人前で話さなければならない。

人の先頭に立って行動しなければならない。

一挙両得、即決だった。

 

この決断のお陰で、私は生まれ変わった。

 

人前で話すのが楽しくなった。

どうやったら面白くなるかを考えるのが楽しくなった。

それでは物足りない私はついに演劇部に入り、役者として舞台に立つまでになった。

 

今の私からすると「全然やんけ」ではあるが、とにかく初めは

・必然的に話す環境に身を置く

・とにかく伝えたいことを順序がばらばらでもいいから話す

・「話し始めたら緊張は消える」と自己暗示をかけ、人の目線より上(頭)を見て話す

 

この3つを心がけた。

話す前に手が震えたりしたのが、話し始めると嘘のように消える。

一旦話し始めると、緊張は一気に吹き飛ぶものである。

 

今回は心構えと行動に重きを置いたが、

何事も明確な「意志」「目的意識」がないと上手くいかない。

 

話すことに関しては未だ道半ばだが、

これができるようになると

・常に相手目線で行動できる

・自分を素直に表現できる

といった享受もあるのだ。

 

次からは具体的な方法を紹介していくのでお楽しみに!

 

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