寒に耐えて桜花麗し。

 

 

幕末から明治初期にかけて活躍し、

近代の我が国の土台を築き上げ、新たに来る文明への門戸を開いた「西郷隆盛」の言葉

雪に耐えて梅花麗し”に傚ったものである。 

 

長い冬を耐え忍び、新たな息吹が扇動しはじめる時候。 

 

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先日、私が懇意にしている場所でこれまでを振り返る機会に恵まれた。  

 

社会人1年目とはいえ、私にとっては長い道程だった。

しかし、これだけは言える。

私の歩んできた道は、決して間違っていなかったのだと。   


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どんなにぬかるんだ道でも、行く手を阻まれようとも、

今こうして自分らしく生きられているのは

自身がどこか“窮屈さ”“生きづらさ”を気づかぬうちに溜め込んでいたからであろう。

 

その鎧がようやく剥がれたとき人ははじめて、本当に大切なものに気づく。

そこへ光が差し込み、誠実さへの道が開ける。

そこから道ができ、自分の周りにも意図することなく “大切にしたいものが同じ人”“同じ価値観を持った人”が集まってくる。 

後に雨は降りやみ、幸せに満ち溢れる。

 

自分が大切にしたいものをちゃんと大切にして、誠実になれるだけで良い巡り合わせはやってくる。

 

これこそがまさに、“縁の道”。