ら抜きの落とし穴。

こんばんは、ikkoです。

仕事終わりの酒は格別ですね。

姫路で、おでんと播磨の日本酒を頂き、ほろ酔い気分です。
ちなみに、播磨地域はおでんは絶対…生姜醤油です。個人的にはからしより断然好きですが、

さて、今夜のテーマは、「ら抜きの落とし穴」。

皆さんも、日常生活でよく使うかと思います。

この「ら 」、正しく使えていますか?

…どの言葉に「ら」を入れたら良いのかわからない、という方も多いと思います。

今回はその疑問をすっきりさせたいと思います。

ら抜き言葉のルール】
1. 動詞の否定形「~ない」に当てはめ、「~」の部分が、ア段(あかさたなはまやらわ)で終わるもの

2.敬語の特別な言い方(おっしゃる、めしあがる)、尊敬語「お/ご~られる」以外のもの

まずは1から。
【問題】
どちらが正しいでしょう?
a. やめれる
b. やめられる

aを使っている方、多いのではないでしょうか。

正解は…aです。
1に当てはめてみると、
「やめる」の否定形は、「やめない」ですね。
この「め」は、エ段(えかせてねへめれ)。

なので、「ら」抜きはできません。
よって、「やめられない」が正しい言葉遣いになります。

続いて、2を見てみましょう。

「おっしゃられる」、「お話になられる」
使っている方もいるかと思います。

実はこれ、間違った敬語の使い方なんです。

「おっしゃる」「お話になる」ですでに立派な尊敬語です。
それらに更に「られる」という尊敬表現を加えてしまうと、
「二重敬語」となり、誤った使い方になるのです。


私たちが普段から使っている言葉遣い。
日本語話者として、日本人として、言葉を大切にしていきたいものですね。


Thanjs for reading!