今日のつぶやき「Not アウンサン・スーチー, But アウンサンスーチー」

 

ミャンマー民主化の象徴で、ノーベル平和賞を受賞した、アウンサンスーチーさん。

 

日本でニュースに取り上げられるとき、

「アウンサン・スーチーさん」の表記をされている。

 

が、この表記はビルマの人々からすれば

とても不自然かつ滑稽に映る。

なぜなら、ビルマには「姓」または「ミドルネーム」というものが存在しないから。

 

日本で言う、田中さん、とか、鈴木さん、にあたるものがないのだ。

 

そのため、「アウンサンスーチー」でひとまとまりの名前であるため、途中で区切るの不自然なのは至極当然。

 

私でいうと、「いっ・こう」となっているようなものだ。

 

またミャンマーでは、先祖の名前からとってつなげた名である。

 

アウンサンスーチーさんの例でも

「アウンサン・スー・チー」の3つの先祖の名前で成っている。

 

「勝利特別・集める・澄む」という意味だそうだ。

言霊というのは私たちの及ばぬところでパワーを発揮しているのだと思うと、みくびってはならないなと感じるのである。

 

thanks for reading !