Ikkoの「旅人の流儀」 第一話

 

旅と人間。

人間たちが紡いできた歴史の中で、切っても

切り離せない「同胞」のような関係である。

 

人は、「旅」に何を求めてきたのだろう。

人はなぜ、「旅」に出るのだろう。

 

人類の歴史を振り返ると、そこには

「移動」という文字が浮かんでくる。

 

民族大移動という言葉が歴史の教科書で

幾度も出てくるように、

人間というのは、何か周りに危険が生じた

とき、新たなものを得たいときに、

「移動」という「旅」をしてきたのだろう。

 

そこに通ずるものがあるとするならば、

「何かしらの変化を求めている」

ということだ。

証拠に、「移動」が起こると歴史が動く。

 

このように考えていくと、現代に生きる

私たちも、「何かしらの変化を求めて」旅に出るのだろう。

 

ただ「変化」といえど、一概には表せない。

 

そこには、十人十色、多種多様な

「目的」があるからである。

すなわち、「どう変わりたいか」という目的である。

 

先人達も、「目的」をもって旅をしていた。

私たちも、「旅」という行為にしっかりと

「目的」を持つべきだ。

 

そうすれば、もっと「満足のいく旅」になるはずである。

 

p.s.

次回予告「わたしの旅の目的」

 

「会いに行く~三都物語~」の途中で、

ライブ配信で「旅と人生(仮)」というテーマで三夜連続でお届けしようと考えてます。

初の試みでどうなるか分かりませんが、がんばります。

 

thanks for reading !